YAZAKI MEDICAL

1回3分のお口筋トレ

パタカラW

口のまわりの筋肉、顔全体の筋肉、
舌、あごの筋肉を鍛える医療器具です。

近年、「口呼吸」の人が増えています。
あまり知られていませんが、「口呼吸」は健康にさまざまな影響を及ぼします。
呼吸は本来「鼻」でするものです。
「パタカラ ダブル」で口輪筋(口の周りの筋肉)やその周辺の筋肉を鍛えることにより、鼻呼吸を取り戻す事が期待できます。

1日4回、3分間着けるだけ
口が閉じやすくなります。

口呼吸を「鼻呼吸」に戻すためには、口輪筋と舌を鍛えることが大切です。
しかし、意識して動かすことがない為、加齢とともに衰えてしまいます。
「パタカラ ダブル」で“お口の筋トレ”を習慣にして、口呼吸を「鼻呼吸」に戻しましょう。

口の周りの筋肉が衰えた時に
起こる症状(成人)

口輪筋が衰えると口呼吸となり、以下のような健康への影響を及ぼしている事があります。

摂食機能障害
飲み込む力が衰えてしまい、食べ物をのどへ運ぶ事が出来なくなり、食欲もなくなる事で十分な栄養補給が出来ない状態になってしまいます。
口腔乾燥症
口が渇く、ネバネバする、しゃべりにくい、味覚がおかしい、口の中や舌が痛い、ヒリヒリする、汚れやすい、口が臭い、入れ歯を装着しにくい、唇が切れる、等の状態になってしまいます。
口臭
唾液には口の中をキレイにする自浄作用があります。口呼吸によりお口の中が乾いてしまうと唾液の自浄作用が働かなくなるため、お口の中に汚れが溜まりやすくなり、口臭が悪化してしまいます。
発音・構音障害
口呼吸は舌が常に下にある為、舌を上にあげる筋肉が弱くなります。そのため、舌を上にあげて発音することが困難になります。
イビキ
口輪筋が衰えると睡眠中に口が開いてしまい、舌がのどの方に落ちて気道を塞ぐので、イビキ(空気が通りにくく粘膜が振動してしまう)や無呼吸状態になりやすくなります。
睡眠障害
イビキや無呼吸症候群による酸素不足が、眠りを浅くし睡眠不足、集中力低下、無気力、記憶力低下、肥満の原因、不整脈、脳疾患や高血圧、糖尿病の原因になったりします。

口の周りの筋肉が衰えた時に
起こる症状(シニアの方)

加齢とともに筋力が弱くなり口輪筋も低下します。
60歳を過ぎると著しく口を閉じる力は低下します。

摂食機能障害
気管に食べ物が入った場合でも、若い時にはむせる程度で済みます。ところが中高年になると、咳や痰によって吐き出す力も弱くなっているため、窒息という状態になりかねません。また誤嚥を起こすと、食べ物などが肺に入り、肺炎を引き起こすこともあります。高齢者の場合、誤嚥性の肺炎を起こすと、生命にかかわることも少なくありません。
口腔乾燥症
口腔乾燥症は唾液の分泌量の減少により、口の中が乾燥した状態を言います。また、この状態が長く続くと虫歯や歯周病が多発し、更に食事をとったり飲みこんだりすることが難しくなります。

医療器具から考えられたから安心

パタカラ開発者

歯学博士

秋広良昭あきひろよしあき

東京歯科大学院卒業後、歯科医院開設
リハビリ患者の治療のために、試行錯誤の末
表情筋の運動を施す器具「パタカラ」を開発
全てのはじまりは、リハビリに悩む一人の患者さんが私の歯科医院に来院されたことがきっかけでした。試行錯誤での治療中に、開発中であった歯列撮影用器具を使用することを思いつきました。ほとんど動かないクチビルにその器具(パタカラのヒントになった器具)を装着して口を閉じる運動を指導しました。この器具によるトレーニングは、驚いたことに患者さんの口の周りの筋肉を刺激し動かなかった表情筋の運動を促し、機能改善につながったのです。それがヒントとなり、パタカラダブルを開発するにいたったのです。

他社にはマネできない素材

ポリエステル・エラストマー使用
プラスチックでは得られなかった柔軟性と弾力性、シリコンやゴムでは得られなかった耐久性を合わせ持つ希少なポリエステル・エラストマーを使用しております。器具及び容器包装の規格基準に適合しております。
ポリエステル・エラストマー使用

効果的なサイズ・形状

サイズ
表情筋に負担を掛けやすい大きさと口に入れやすいサイズを実現しました。
サイズ
形状
唇と歯茎の間に装着し口を閉じると、器具の形状と材質の復元力で表情筋に強制的に負荷が加わり、運動が自然に促される仕組みに。
形状
サーモグラフィーでの検証
赤外線サーモグラフィーの結果、使用後30分を経過しても温度上昇の持続を認め、その結果は額部から頸部にまで波及していた。また、パタカラダブル使用中、舌骨は上方へ移動する傾向を示し被験者の食事中のむせこぼしも減った。
サーモグラフィーでの検証(株)パタカラ提供
「口腔周囲筋トレーニング器具パタカラの評価とその臨床応用」日大松戸
歯学部秋広良昭「他」(日大松戸歯学部『第11回日本大学口腔科学会学術大会』)

装着方法

製品を流水で洗い、指でつまんでつぶします。

1、製品を流水で洗い、指でつまんでつぶします。

指で製品をつぶしたまま、口に入れます。

2、指で製品をつぶしたまま、口に入れます。

片側ずつ歯と唇の間に装着します。

3、片側ずつ歯と唇の間に装着します。

唇に力を入れてつぐんだ状態で使用してください。

4、唇に力を入れてつぐんだ状態で使用してください。

お子様用のパタカラ

パタカラミニ

お子様用のパタカラ

口を開けたまま寝ていると
起こる症状(子供)

おっぱいを吸っている赤ちゃんは口唇と舌の筋肉を私達が思っている以上に使っていますが、哺乳瓶を吸ってる赤ちゃんは、口唇と舌の筋肉をあまり使わないので口輪筋(口の周りの筋肉)が発達しない為、寝ている時に口が開いたままになってしまいます。

歯並びが悪くなります。
舌が上あごにくっつき上に押し上げることで、あごが発達し必要なスペースができ歯並びが良くなります。ロ呼吸をしていると、舌を上あごにつける事ができないのであごが成長せず、歯並びが悪くなってしまいます。
寝不足になります。
睡眠時の口呼吸により、舌がのどの方に落ち気道を塞いでしまうと、体の中の酸素が少なくなり眠りが浅くなってしまいます。その結果、起床時や朝の早い時間から疲労症状が出たり、集中力低下、無気力などにもつながります。
口臭・虫歯の原因になります。
口呼吸によってお口の中が乾燥してしまうと、唾液が分泌されにくくなってしまいます。通常、歯は、唾液に含まれる成分によって再石灰化し、初期の虫歯を修復しているのですが、唾液が少なくなってしまうとこの働きが弱くなり、虫歯の進行が早くなってしまいます。さらに、唾液の自浄作用によって洗い流されていたお口の中の細菌も繁殖しやすくなるので歯周病になりやすいだけでなく、口臭もきつくなります。

商品情報

商品情報

専用ケース付きでいつも清潔です。

販売名/パタカラ ダブル

一般的名称/歯科用口唇筋力固定装置

医療機器製造販売届出番号/22B3X10017000003

医療機器分類/一般医療機器